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TOP満室経営のツボvol.31

関西の大家業をもっと楽しくする

ヒント集

vol.31

2016.02.10

「堀北真希夫妻に家賃35万物件を
紹介したなうw」の炎上

ベッキー、スマップ、キヨハラと、立て続けに新しいニュースが流れていますが、不動産業界で気になる話題として、堀北真希さんと山本耕史さんが来店したとされるツイートが、2016年1月8日に流れた。
収益物件の投資家として、この話題をどのようにとらえたでしょうか?

写真はイメージです

しっかりした会社でも青天の霹靂

収益物件の投資家として考えるべき事は、付き合う不動産会社の社員教育と採用方針です。
 この事件の会社は、とても優れた会社であり、決していいかげんな教育をしてきた会社ではありません。接客も丁寧であり、むしろ見本となるような会社でした。
 しかし、新入社員が目の前にタレントを目にして、思わず、「手が震えてしまった」という気持ちもわからないではありません。そうした個人がついつい身内の友達に自慢したくなってツイートしてしまい、そこから拡散し大炎上。大きな事件となりました。

収益物件の資産価値を
損壊しかねない、SNS

こうしたSNSは、つい数年前まではこれほどまでに社会影響を持っていませんでした。ところが今の若者は、ラインにせよツイッターにせよフェイスブックにせよ、非常に身近に使っています。
 今回の事件は、「とあるタレントが部屋を探していた」という程度のもので、実は大きな被害はないように感じます。多少気になるとすれば、タレントは別の不動産会社のCMにも出演していましたので、「どうして、そのCMの会社で探さなかったの?」といったブランド棄損のリスクがあったのではという話です。
 一方で、「今日、○○ハイツを見に行ったけど、ひどい臭い」「○○アパートに住んでいるけど、隣人のいびきで眠れない」「俺の○○マンションは、廊下で殴り合いのケンカがあった」「実は幽霊が出る」「昔はお墓だった」等とつぶやかれ、拡散されたら、とんでもない事になります。
 あなたのパートナーである不動産会社が「○○不動産の店長から口説かれた。キモい」「○○賃貸ショップの社員は昔かなりのワル」等といわれていたら、空室はなかなか決まらないものです。
 つまり、不動産会社に限らず、入居者のつぶやきは、収益棄損リスクの高いメディアであるといえます。

あの事件の後、
あなたのパートナーである
不動産会社の対応は?

動産会社に限って言えば、あの後、他社がどういう対応をしたか。ここはポイントです。なんにもしないで、「あー、そんな事件がありましたね」というレベルであるとすれば、ちょっと危険です。「さっそく朝会で使い方のレクチャーを再度行なった」「業務内容の秘匿について、厳しく社長が訓示を示した」「勉強会を実施した」という企業は感度が良いでしよう。

「禁止」より「使いこなす」

なかには「当社では、SNSは一切禁止ですから」と返答する会社もあります。確かにリスクを回避するひとつの方法ではあります。とはいえ、「さっきタレントが来たのよ」とメールすれば同じ事。情報器具を取り上げたという事は、決して本質的な解決策ではありません。
 しかも、入居者に「使うな」と制御する事はできません。不動産会社だけの話ではないのです。「社員に使用禁止にした」だけでは、教訓とならず、大切な収益物件のリスクから守り切れていません。
 むしろ、「ここまで拡散力があるのだから、うまく活用できないものか」そう考えるべきではないでしょうか?
 SNSは、ある種のメディアであり、どのようにこれに対峙して行くかが大切なのかもしれません。

自分の物件は
どうつぶやかれているのか

Yahooの検索で「画像」が検索できる事は、オリンピックエンブレムの事件で有名になりましたが、実はツィートも検索できます。検索窓のそばにある「リアルタイム」で検索すればよいのです。
あるいは不動産会社でもよいのかもしれません。この図の「リアルタイム」を押せばよいのです。
ここで、どのような風評がたっているのか。あるいはなにも風評がたっていないのか。
 大概の物件や不動産会社は、実は話題にもなっていません。それでほっとするよりは、なるほど、話題にもなっていないからなかなか決まらないものか、空室もあってしかるべきだな、と考えてもよいのではないでしようか?
 次号では、収益物件のオーナーが考えられる、ポジティブなSNS活用法を解説いたします。