関西の大家業をもっと楽しくする

ヒント集

Vol.14

2015.05.22

スマートフォンでどう見える?
自分の物件を自分でチェックを

2014年10月「不動産情報サイト事業者連絡協議会(RSC)」の調査によると、図のように、20代で7割、30代で6割近くがスマホで物件を探す時代です。
こんな時代の大家さんとしてのたしなみを考えてみました。

写真はイメージです

スマホの利用者が急増

 前年の利用率と比べても、明らかにスマートフォンでの物件探しが増えています。40代でも4割近く。この調査は、2014年の10月ですから、このオンシーズンははるかに多くの人が、スマホを使って物件を探しています。大家さんである皆さんはスマホをどの程度お使いでしょうか?

PCよりスマホ。メールよりライン。

 ここの変化は、グラフのように若い人のほうがはるかに進んでいます。賃貸の入居者はその多くが若い人です。一方で大家さんは高齢化が進んでいます。物件と大家さんが歳をとり、入居者がどんどん若返っている今、一番大きいのは、このスマホリテラシーかもしれません。
 もはや、PCよりもスマホで日常の、やりとりや検索はしています。ゼミの休講の確認も、宿題の論文のパクリも、宴会の場所も、休日の旅館の予約も、そして就職活動も、どんどんスマホに移行しています。
 会社等、公式のやりとりはメールに留まりますが、プライベートのやりとりはLineが圧倒的なツールになっています。
 大家さんも自分でスマホを使って、お客様である入居者の生活感覚の変化を肌で体感する必要があるのです。

スマホで、自分の物件を確認してみる

 大切なご自身の物件が空室となり、募集活動がおこなわれるとすれば、もはや、図面よりPCよりスマホでどう表示されているか、ここが鍵です。
 あのスマホの画面では、だらだら文章で書くよりも、写真が命です。いかに周辺のライバル物件よりも魅力的な写真でPRされているのか。それを大家さん自身が自分の目で見る事が大切なのです。
 自分で使ってみると「こんな風に検索するだろう」「こんな物件と比較するのか」「こんな新築も出ているのか」「もっとこんな事も言ってあげたらいいのに」「こんな写真を載せてほしい」と沢山の事に気がつくはずです。

WIFI接続物件の人気があがるわけ

 同じ家賃・同じ広さで検索した時に、ネット接続可能な物件が多くなっている事に気がつくのではないでしようか? 一方、最新のスマホを契約すると、「通話し放題(カケホ)」になる一方で「ネット接続し放題(パケホ)」ではなくなっている事に気がつくはずです。
 大家さんはさほど、パケホでみたい動画等はないかもしれません。しかし、ゲームを見たり、YouTubeで動画を見たりする入居者は、部屋でのWIFIを望みます。スマホを生活の前提に考えると、WIFI接続物件の人気が高まっている事も理解できるのではないでしょうか?

通勤通学電車の風景の変化

 皆さんのお客様である入居者の生活は大きく変化しています。そのひとがスマホであることはここまで述べたとおりです。大家さんが、通勤通学時間に電車やバスに乗って、よく周囲を観察してみましょう。彼らはもう新聞は読んでいません。漫画を読んでいる人もかなり減りました。
 彼らはスマホをいじっています。これがマーケットなのです。だとすれば、我々が不動産経営をする上で、このマーケット変化に乗り遅れた人が負けます。
 まずはご自身がスマホを買い、ネット接続して物件を探す事から始めてみましょう。それがカスタマーを知り、増えつつある入居戦争に勝つための一歩かもしれません。