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ヒント集

vol.11

2015.04.06

国の補助金制度・税制度に注目。
上手く制度を活用して行こう

国や地方自治体では、各種の制度があります。うまり利用すると、建築費改修費用の1/3を国が負担してくれるものもあります。今回はそうした制度について、ちょっと説明します

写真はイメージです

高性能建材導入推進事業

平成26年度「既築住宅・建築物における高性能建材導入促進事業(補正予算に係るもの)」の交付申請書式が、平成27年3月31日公開されました。
 4/1~4/9に公募説明会が開かれ、4/30には、一次の交付申請・受付締め切りがあります。この制度は、「高性能建材の市場拡大と価格の低減により既築住宅等の省エネ改修を促し、省エネを推進するため、省エネルギー性能の高い高性能建材を用いた改修を行う者に補助金を交付し、予算の範囲内において、その活動を支援するものである」とされています。これだけ読むと、難しくてなんだかよくわかりませんね。

高性能の真空ガラスを入れたら、
材工事費の1/3を国が負担

では、こんなケースに例えてみましょう。築15年の賃貸物件。もう、何年も空室に悩まされています。募集は賃料を下げてなんとか戦ってはいるものの、毎年退去に悩まされています。特に道路沿いの物件で、戸外からの騒音の問題と、物件が古いせいか、窓の結露やカビがひどく、管理会社からは、その手のクレームが退去の一因ではないかと言われていました。
 そこで、二重ガラスにする等のリフォームプランを検討して見積もりを取っていましたが、なかなかその値段の高さに逡巡していました。
 こうした際、この高性能建材導入促進事業に申請すると、材工費用の1/3(もしくは上限150万/1戸)が補助金として負担してもらえるのです。
詳しくは
http://sii.or.jp/material26r/

参照

予算30億で先着順

「まだ、時間があるな。2次募集もあるようだな」という感想を持つ方もいるかもしれませんが、この制度は、全予算が30億と限られた制度です。つまり先着順で予算消化してしまうため、二次三次となると、確実に申請が通って補助金が受け取れるかは分かりません。つまり今が申請のチャンスです。

ほかにも沢山の制度がある

この、高性能建材導入促進事業は経済産業省の管轄ですが、ほかにも、国土交通省の省エネ住宅ポイント制度、同じく国土交通省の長期優良住宅化リフォーム促進事業、あるいは税務署・市区町村の省エネリフォーム促進税制など、お得な制度が沢山あります。(併用できない制度もあります)
 このコーナーでも随時紹介して行きますが、こうした制度を大家さんが全て理解するのは難しいものです。ですから、こうした制度についてもアドバイスをしてくれる管理会社を大切なパートナーとして味方につけていきましょう。
 「入居を決めてくれさえすればいい」という時代は終わりました。補助金制度や税制制度等、様々な状況変化に詳しく、タイムリーな提案のある会社をパートナーとして活用していきましよう。