関西の大家業をもっと楽しくする

ヒント集

vol.105

2019.03.05

繁忙期。お部屋紹介メモで
差をつけましょう。

さあ、満室経営も最終コーナー。今できるオーナーの工夫に、「内覧するお部屋にちょっとしたメモを置く・貼る」という方法があります。どんなメモが喜ばれるのでしょう。

写真はイメージです

仲介会社もてんてこ舞い。
ちょっとした長所を紹介する

 よい物件からどんどん埋まっていく、繁忙期終盤戦。仲介の担当者も「自分が覚えている物件だけでは案内物件に窮する」というのもこの時期です。収益物件のオーナーとしては最後のチャンスでもありますが、仲介会社の営業マンも「見たこともない物件に連れて行ってでも、なんとか決めたい最後の勝負」。こうなると物件の知識や周辺の情報が足りないこともあります。
 また、鍵渡しや原状回復、入金確認や重要事項説明とてんてこ舞いの仲介会社では、案内をする人数も足りず、総務や経理のスタッフも総出で、案内をします。これを代行案内と言います。すると、やはり物件知識が足りないケースもあります。

案内をサポートする「メモ」

 そこで、物件の魅力を伝えるちょっとしたメモを、貼ったり置いたりする収益物件オーナーもいます。そう、案内する仲介会社がよくわかっていなくても、伝え漏れを防ぐという工夫です。
 例えば、部屋に入ると「ハイツ〇〇を見学して頂きありがとうございます。玄関は、突然の来訪者があっても部屋の中が丸見えにならないよう、あえて向きを変えています」「ドアの鏡でお出かけ前に身だしなみチェックが出来ます」などとちょっとメモを貼っておく。
 窓には「よく晴れた日には、〇〇山が見えます」。炊事場には「火力の強いプロパンガスコンロで料理をお楽しみください」。洗濯機置き場には「小物がおけるこのスペースには、外に干しにくい洗濯物も干せます」。
 生活をイメージしつつ、おすすめポイントを書いておくことで、仲介会社のアピールをサポートできます。

周辺施設ガイドも

 案内する人が周辺を知らない可能性もある繁忙期。小学校の学区や、病院、公園の場所。コンビニやクリーニング屋さん。特にクリーニング屋さんは、営業時間や定休日も書いておく。特売の安いスーパーなども、地図をコピーして、手書きでメモを書き、ラミネートパネルなどしておくという工夫はどうでしょう。
 ゴミのルールや置き場など、質問が出そうなことを想定しておくのもよいでしょう。
 「河川敷ではキャッチボールも出来ますよ」「この辺はマラソンコース」「ここのカフェのケーキがおいしい」「料理教室が評判」「スーパー銭湯がここにあります」など、地元情報をサポートしてあげるのもいいでしょう。

窓のサイズや洗濯機のサイズ

いずれ、入居となれば、カーテンをつけたいとか、手持ちの洗濯機や冷蔵庫が置けるのかなど、様々な問い合わせに仲介会社は振り回されます。
 ということは、「そういう心配がない物件」は「推して」くれるかもしれません。
 例えば、窓には「サイズ」を書いたメモを貼る。洗濯機置き場や冷蔵庫置き場はサイズを測って、これまたメモ。すると、入居希望者は「見学中に写メしたりしてくれます」。これなら、あとで振り回されないので、仲介会社も薦めやすいと、「三方よし」なのです。
 「空室が出て困ったなあ。もう3月だよ」と嘆くだけでなく、「ちょっと、うちの物件のいいとこ、書いてみよ」と、工夫をしてみませんか。