関西の大家業をもっと楽しくする

ヒント集

vol.9

2014.10.21

地域を活性させる賃貸物件
「ビンテージビル」

 先日大阪で行われた賃貸住宅フェアで講演をしてきました。せっかくの機会なんで、展示ブースを見て回ったり、他の方の講演を聞いたりしてきました。その中で、とても良いお話しがあったのでシェアしたいと思います。
親から引きついた築40年超えの賃貸マンション。行ってみると廃墟のようにボロボロ。入居者との賃貸契約書を見ると外国籍の方の名前が多数。しばらくして警察がその物件を一斉手入れしました。後から分かったのですが、中国マフィアのアジトになってたようです。
オーナーさんは非常に反省をされました。地域の人が街の環境美化などに取り組んでいるのに、自分の保有物件が地域の治安悪化の要因だったのです。
廃墟物件を保有する事は地域・地元への犯罪であるとそのオーナーさんは言い切っておられました。
そのオーナーさん、物件の古さを逆手にとって「ビンテージビル」という概念を生み出し、100年後に街のランドマークになるような物件にしていこうとリノベーションや運営に取り組んでおられます。最近では全国から視察に来る人も増えたとか。このオーナーさん、福岡の吉原住宅の吉原勝己さんです。最近、あちこちで講演などもされているようなので、機会があれば一度行かれたら良いと思います。
我々不動産業は、住居、賃貸物件、商業施設など「街を作っていく」仕事です。その街に恥ずかしくない仕事をしていきたいですね