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ヒント集

vol.6

2012.07.04

路線価で査定するのは正しいのか?

 週明けに平成24年度の路線価が発表されましたね。
都心部の一部では下げ止まったようですが、ほとんどのエリアではまだまだ下がっているようです。
路線価はここで調べることができます。不動産屋御用達サイトです。
http://www.rosenka.nta.go.jp/
昨年と一昨年のデータもありますので、皆さんのご自宅や保有物件の路線価を一度調べてみてください。
うちの家もどんどん下がってるなあ・・
ちなみに、「土地の値段」は4種類あるといわれています。
「一物四価」というそうです。
1.実勢価格
まずは一般に流通している価格。
実際の売買は、需要と供給のバランスによって決定されます。
土地は金や原油と同じ相場商品なのです。
2.公示価格
国土交通省が決めた価格です。
3.路線価
国税庁が決めた価格。
相続税などは路線価から計算されます。
4.固定資産税評価額
市区町村が決めます。
これをもとに固定資産税が決められます。
価格はそれぞれバラバラです。
どれが正しいとか間違っているというわけではありませんが、役所が決めるのに役所によって評価が違うというのもおかしな話ですね。
同じ不動産を複数の不動産鑑定士に査定を依頼すれば別々の鑑定評価が出るのはそういうわけです。 ちなみに収益物件の価格査定をするときは土地は路線価を基準にすることが多いですが、これも銀行の多くが路線価を基準に査定するからそうしているだけで絶対評価ではありません。
結局は成約した価格が正しい価格なんでしょう。 マーケットは常に少しだけ歪んでいるけど正しい、のです。