関西の大家業をもっと楽しくする

ヒント集

vol.31

2017.01.27

プロとアマのスキルの逆転現象。

弊社では3カ月に一度、大家さんを集めてセミナー&懇親会を行っています。
昨年12月に開催したセミナーで実感したことをお話ししたいと思います。

写真はイメージです

購入価格査定が
よりロジカルな個人大家さん。

 昨年12月に開催したセミナーの講師は、34歳の個人大家さん。6年前に文化アパートの相続を受けたのをきっかけに不動産投資をはじめ、6年で資産総額40億円、年間家賃収入6億円にまで膨らませた凄腕の大家さん。とても面白かったです。
 彼のスキームは、
・相場よりとにかく安く買う
・激安で買って、激安でリフォームして、相場よりちょっとだけ安く貸して、秒速で満室化
・入れ替わりのタイミングで少しずつ値上げ
・高値で売却して現金を厚くする
という、それだけ聞けば当たり前の方法です。
しかし、この物件の無い時期にこれをやってきたことが彼のすごいところ。彼と何度か取引をしたことがありますが、プロの転売業者がビビッて買わない物件を買って再生していました。
 いつも思いますが、最近の個人大家さんの方がプロの宅建業者より物件の購入価格査定がずっとロジカルです。実際、個人大家さんが3年前に購入した金額の2倍くらいの価格で転売業者に売却して、その物件が1年近く経ってもレインズに店晒しになっているという事例もあります。
 市況のところでも書きましたが、エンドがプロに売り抜け、それがだぶついてレインズに店晒しというのが現在の収益マーケット。それを「エンドにはめ込めませんかね?」と相談されても・・・。プロとアマのスキルの逆転現象が起きているのを、感じる今日この頃です。宅建業者はもっと頑張らなきゃ。
 来年はプロ向けの価格査定セミナーをやろうかな。さすがに6%、7%の物件資料貰ってもさばきようがないですから。