関西の大家業をもっと楽しくする

ヒント集

vol.23

2016.11.28

地元の祭りは、
コミュニティー維持が一番の原動力。

少し前のことですが、10月の3連休の日、地元のだんじり祭りの警備・交通整理をしました。昨年から町内会の役員になったので、お手伝いさせてもらっています。そこで感じたことを、お伝えします。

写真はイメージです

地元の祭りは、奥が深いです。

 だんじりと言えば岸和田市が有名ですが、南大阪は街ごとにだんじり祭りがあります。うちの町のだんじりも3年前の修理の時に分かったのですが、江戸時代に作られた150年前のものです。羽曳野市の古市軽里だんじり祭りと言っても、地元の人以外は誰も知りませんが、それくらい歴史のあるお祭りです。僕は同じ羽曳野市で育ちましたが、僕の町はだんじりがありませんでした。そのため、子供のころはだんじりがある町が羨ましくてたまりませんでしたが、この歳になって参加することになるとは思いませんでした。
 ただ、町内会の会議などに参加すると、色々と問題を抱えていることも分かります。だんじり祭りは、想像以上にお金が掛かります。ちょっとした修理でも数百万円必要ですし、例えばだんじりの車輪、1個12万円します。それが4つ付いていますが、すぐにすり減るので2年で交換です。こういう費用は地元の人の寄付で成り立っていますが、高齢化が進み、寄付も思ったようには集まりません。祭りの主体となる青年団も、以前と比べ人数がかなり減っています。また、他所から引っ越して来た人の中には、うるさいとクレームを言う人もいるようです。伝統の祭りを維持するのは、簡単ではありません。
 でも、最近街つくりは不動産会社の責務であると色々と動いていますが、地元の祭りは地元のコミュニティー維持が一番の原動力。どういう形でやるのが良いのか、どうやって多くの人を巻き込み、それを地域活性化につなげていくべきなのか?いろんなことを考える良い機会でした。地元の祭り、奥が深いです。